イヤーマフ

最近は、発達障害の聴覚過敏の理解が進み、子ども用の日本製のイヤーマフがたくさん出てきました。

数年前では海外製の原色や蛍光色のいかにも自閉症イヤーマフしかなかったので、すばらしいですね。

イヤーマフは学校につけていくと目立ちますから、お子さんが嫌がらないものをつけていくのがいいと思います。

目次

イヤーマフ何を選ぶ?

遮音性の数値

遮音性の数値としては、NRRとSNRとがあります。
数値が高いほど遮音性が高いという証になります。

NRRとは、防音保護具の性能を理解するうえで必ず押さえておくべき概念です。NRR(ノイズ・リダクション・レイティング)とは、騒音減衰指数ともいい、アメリカ合衆国環境保護庁が定める防音保護具などの遮音性能を示す数値(単位:dB、デシベル)になります。この数値が大きいほど遮音性能が高いです。

また、SNR(シングル・ナンバー・レイティング)というEUで採用されている別の指標も存在します。数値の算出方法が微妙に異なりますが、NRR、SNR共に数値が大きいほど遮音性能が高いことは同じです。また、日本ではNRRが使われることが一般的になっています。

引用元:モノタロウ防音保護具の選び方

聴覚過敏が強い人

人によって聴覚過敏の程度は違います。

一口に聴覚過敏と言っても、毎日の日常生活に支障が出る人と、そうでない人もいます。またどんな音がダメなのかによってもそれぞれ違いがあります。

聴覚過敏が強い人には、遮音性が高いものを使用する方がいいと思います。

支援学校のお子さんは、ペルター製のイヤーマフを使っている子が多いです(娘もそうです)。

こどもが好きなものを

聴覚過敏がそれほど強くないお子さんのはじめてのイヤーマフは、お子さんが気に入りそうな色、素材のものを選ぶといいのではないかと思います。

最近はカラフルでおしゃれ、軽量、パットの柔らかさにもこだわった、低価格帯のものも多く出ています。

ただ、調べてみると26db数値はそれほど高くないものが多いようでから、お子さんによっては不十分な場合もあります。

中には音響検査をしていないで販売されているイヤーマフもありますから、品質保証されたものを選ばれるのがいいかと思います。

これ以外にもおしゃれなイヤーマフがたくさん出ています

3MペルターXシリーズ

このペルター製Xシリーズは大人頭囲の大きいお子さん、聴覚過敏が強い人におすすめです。

イヤーマフといえばペルターとして昔から有名なメーカーです。他にも種類が多くありますが、このXシリーズがまだおしゃれな方で、遮音性も高く、支援学校の子どもや大人の自閉症の人もつけているのをよく見ます。

ほんとに聴覚過敏が強いお子さんは、すごくゴツイけど37dbの遮音性があるx5がいいのではないでしょうか。

発達障害じゃなくても、ご近所の騒音などに悩んでいる人も使っているようです。

お値段は高いですが、本格的なイヤーマフといえます。娘もこのイヤーマフをしています。

スクロールできます
Xシリーズ
x1

x2

x3

x4

x5
黄緑黄色蛍光
黄緑
SNR値26 dB31 dB33 dB33 dB37 dB
重量184 g220 g245 g234 g351 g
交換用
パット

HYX1

HYX2

HYX3

HYX4

HYX5
本体
価格
4980円4158円4410円5511円8113円
交換用
価格
4074円2810円2530円4543円4578円

※2024年12月8日の情報です。

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