味覚過敏や触覚過敏(舌)があるhakuは幼いころから、薬を飲ませるのに苦労しました。特に小さい頃はほどんどの種類の薬は飲めず、小さい錠剤しか飲めませんでした。
飲めなかった薬は、甘いシロップ薬・こな薬・大きめ錠剤・漢方
現在はどんな工夫をすれば飲んでくれるのか理解できたので、大体の薬は飲めるようになりました(液体以外)。
当時の私のように、薬の飲ませ方に苦労している方がいるなら、何か参考になればと思って書いてみようと思います
味覚過敏といっても、人によって苦手な感覚は違います。お子さんの特性や好みに合わせて工夫してみてください。
娘の薬対策
薬は色々な種類がありますよね。小さいときは、試行錯誤を繰り返していました。
チョコ味のアイスに混ぜたり、凍らせたり、カプセルに入れたり…
今現在の対処法を書いてみます。
こな薬→おくすりのめたね
こな薬として、今はリスペリドンとメラトベルを服用しています。メラトベルは無味無臭のこな薬なので、味覚過敏のお子さんでも飲みやすいといわれています。
しかしhakuはこな薬の食感が苦手で、粉のまま飲み込むことができないのです。おくすり飲めたねで混ぜて食べると飲むことができています。
お薬飲めたねの味は好きなようです
おくすり飲めたねには、チューブタイプとステックタイプタイプがあります。チューブタイプの方が少しお得ですね。個人的にはステックタイプが使いやすいです。
大きめな錠剤→半分にカットする
口の感触が敏感で、大きめな錠剤は涙目になりえずきながら飲んでいました。そのため、大きめな錠剤は包丁で半分にカットして渡しています。
薬をカットできる雑貨もありました。
漢方→おくすりのめたねチョコ風味
今はリスペリドンと漢方の両方を飲んでいます。
娘の薬事情(漢方を飲むことになった経緯など関心がある方は読んでください)
感覚過敏の強さから不安が強い娘は、リスペリドンを飲んだことでだいぶ心が落ち着きました。
しかし予期不安が強くメンタルの弱い人で。
特に思春期以降はその傾向が強くなり、思い出し泣きや不安泣きをするようになりました。
リスペリドンは副作用で頻尿が出てしまい、これ以上の量は増やすことができない現状です。そこで現在はリスペリドンを飲みつつ、プラスして漢方を色々と試しているところです。
主治医の先生のお話では漢方は「その子に合うものがあれば効果が高い」そうで、副作用がない上、種類も豊富にあるので試していきましょうとなりました。
小学生の時は抑肝散(よくかんさん)を飲んでいた時期もありますが、全く効果はありませんでした。
抑肝散時代は、カプセルに入れて飲ませていましたが、入れるのも大変ですし、カプセルの量も5.6個となるので途中でやめました。今は抑肝散加陳皮半夏を試し中です。
チョコ風味が漢方にあう理由
苦い薬は、チョコアイスに混ぜるといいと聞いたことがあります。
おくすり飲めたねのチョコ味も苦い薬に向いているようですね。
抗生物質や苦い薬にはチョコ風味
マクロライド系などの抗生物質を「おくすり飲めたね いちご・ぶどう味」と混ぜると、より苦みが増してしまいます。
引用元:龍角散 おくすり飲めたね
そんなときは、抗生物質や苦みのある薬を飲むために開発された「チョコ風味」がオススメです。ゼリーが苦みを感じる舌のセンサーに働きかけ、苦みを感じにくくするため、苦い薬もつるんと美味しく飲むことができます。
それでも漢方はにがいので、頑張って飲んでいる感じです。
リスペリドン0.016g メラトベル1.5g 抑肝散加陳皮半夏2.5gを
チョコステック25gに混ぜるとこんな感じです。
スプーン2口で食べた後にたくさん水で流し込んでいます。
早めに作って冷蔵庫で冷やしておくと苦みが薄まるようです
味覚や食感に過敏さがあると、薬を飲むのも一大事ですよね。
我が家はおくすり飲めたねに救われています。20個でダンボール1つ分なので、いつも箱買いしています。
どなたかのお役に立てれば嬉しいです(*‘∀‘)