障害者に使われる「障害」という表記には、次の3つがあります。
- 障害
- 障がい
- 障碍
3つの表記の流れ
この3つの表記の流れを説明しますと、はじめは「障害」と使っていましたが、人に対し「害」という漢字が不適切だと問題になり、昔使われていた「障碍」という漢字が適切ではないかとなりました。しかし「碍」という漢字は多くの人が使う漢字ではないため、ひらがなの「障がい」という表記が一時期広まったようです。
国の法令表記は「障害」
しかし、ひらがなの「障がい」という表記は、日本語としても不自然という意見なども出て、国もH21年に障がい者制度改革推進本部を設置し、法令等における「障害」の表記の在り方に関する検討を指示し、作業チームが関係者などにヒヤリング、そして一般から意見募集などを行いましたが、結局決着がつかずひとまず「障害」という表記を使いつつ、今後も検討をしていくとなりました。
参考: 障がい者制度改革推進会議 第26回障がい者制度改革推進会議
当ブロクは
当ブロクでは「障害」という表記を使っていきます。(私個人はどれでもいいかなと思っています)
というのも「害」があるのは障害者自身ではなく、障害者と社会との間・壁の問題だと考えているからです。社会が一方的に悪いとは思っていません。
障害者は少数派ですから、一般の人に知られにくく理解されにくい存在です。
私も娘が生まれるまで障害のある方に関わったことがありませんでした。同じく多くの人は、障害について知る機会もないですし、理解がないのは仕方がないことだと思います。
今は(娘が生まれた当時よりも)発達障害の理解が広まりつつあって、社会の変化を感じます。
障害のあるなしに関わらず、お互いを理解しあい、誰もが過ごしやすい社会になればいいと願っています。
たまに入力ミスで「障碍」「障がい」となっている時もあります。。。
私の読書記録
私は、娘が生まれてから障害関連の本を多く読んできました。 それは私にとって、娘はとても育てにくい子だったため、【娘を理解したい】そして理解することで【日々の暮…