発達障害や自閉症があると、子どもの頃から抗精神科薬を飲むことが多いと思います。
以前の記事で、薬の副作用による体重増加のことを書きましたが、かと言って、必要だから飲んでいる薬を止める訳にはいきません。
食事制限も運動も難しい場合、打つ手なしと思っていました。
しかし2年前からテレビで話題の「アルロース」を半信半疑で使うようになって、体重が徐々に減ってきました。
体重が気になるお子さんがいる場合、試してみて欲しい商品です。
自閉症児に処方される薬は食欲増加しやすい

ASD(自閉症)の薬は食欲が増加しやすく、逆に
ADHD(注意欠陥多動性障害)の薬は食欲低下につながりやすいと言われています。
チャットgdpに質問してみました。
自閉症児によく処方される薬の中で、食欲が増加するもの と 食欲が低下するもの を分けてまとめました。
食欲が増加する薬(体重増加の可能性がある)
1. 抗精神病薬(攻撃性・興奮の抑制)
✅ リスパダール(リスペリドン)
✅ エビリファイ(アリピプラゾール)(比較的少なめだが増えることも)
✅ ルーラン(ペロスピロン)(影響は中程度)
理由:
- セロトニン5-HT2C受容体 や ヒスタミンH1受容体 をブロックすることで 食欲を増進 させる。
- インスリンの働きを乱し、脂肪蓄積を促進 することもある。
2. 抗てんかん薬・気分安定薬
✅ デパケン(バルプロ酸)
理由:
- 代謝を低下させ、食欲を増加させる 作用がある。
- 体重増加を引き起こすことが多い。

娘の場合は、リスパダールより、「比較的少なめ」とあるエビリファイの方が体重が増加しました
食欲が低下する薬(体重減少の可能性がある)
1. ADHD治療薬(多動・衝動性の改善)
✅ コンサータ(メチルフェニデート)
✅ ビバンセ(リスデキサンフェタミン)
✅ ストラテラ(アトモキセチン)
理由:
- ノルアドレナリンやドーパミンの作用 により、食欲を抑制 する。
- 特に コンサータとビバンセ は 食欲低下が強く出やすい。
- ストラテラは効果が穏やかだが、一部の人では食欲減少が起こる。
2. 高血圧治療薬(多動・興奮の抑制)
✅ インチュニブ(グアンファシン)
理由:
- 交感神経の働きを抑えることで 食欲が低下 することがある。
- ただし、個人差があり、影響が少ない人もいる。
影響が少ない薬(食欲にあまり影響しない)
これらの薬は 食欲増加・低下の影響が少ない とされていますが、個人差があります。
🔹 ラミクタール(ラモトリギン)(気分安定・てんかん) → 体重や食欲に大きな影響はない。
🔹 SSRI(フルオキセチン、パロキセチンなど)(不安・強迫行動) → 食欲に影響することもあるが個人差が大きい。
まとめ
食欲が増加しやすい薬 (体重増加の可能性あり)
✔ リスパダール(リスペリドン)
✔ エビリファイ(アリピプラゾール)(少なめ)
✔ ルーラン(ペロスピロン)
✔ デパケン(バルプロ酸)
食欲が低下しやすい薬 (体重減少の可能性あり)
✔ コンサータ(メチルフェニデート)
✔ ビバンセ(リスデキサンフェタミン)
✔ ストラテラ(アトモキセチン)
✔ インチュニブ(グアンファシン)(軽度)
糖代謝に影響を与える理由


リスパダールの場合
リスパダール(リスペリドン)は抗精神病薬の一種で、糖代謝に影響を与える理由はいくつかあります。
1. インスリン感受性の低下
リスペリドンは インスリン抵抗性を引き起こす 可能性があります。これは、細胞がインスリンに対する反応を弱め、血糖値をうまくコントロールできなくなる状態です。その結果、血糖値が上昇しやすくなります。
2. 食欲増進と体重増加
リスペリドンは 脳内のヒスタミンH1受容体やセロトニン5-HT2C受容体 に作用し、食欲を増加させることがあります。これにより摂取カロリーが増え、体重増加が進み、糖尿病のリスクが高まる可能性があります。
3. 脂肪蓄積の増加
この薬は 脂肪の蓄積を促進し、内臓脂肪が増加 することがあります。特に内臓脂肪の増加は インスリン抵抗性 を悪化させるため、糖代謝に悪影響を及ぼします。
4. ドーパミンの影響
リスペリドンは ドーパミンD2受容体をブロック しますが、これが 膵臓のβ細胞からのインスリン分泌に影響を与え、糖代謝のバランスを崩す可能性があります。
5. 甲状腺や副腎ホルモンの影響
一部の研究では、リスペリドンが コルチゾール(ストレスホルモン) の分泌を増やす可能性が指摘されています。コルチゾールの増加は 血糖値を上昇させ、糖尿病リスクを高める 可能性があります。
まとめ
リスパダール(リスペリドン)は、
✅ インスリン感受性の低下
✅ 食欲増進による体重増加
✅ 脂肪蓄積の増加
✅ インスリン分泌の変化
✅ ストレスホルモンの影響
などを通じて、糖代謝に影響を与える可能性があります。
エビリファイの場合
エビリファイ(アリピプラゾール)が糖代謝に影響を与える理由はいくつかありますが、リスペリドン(リスパダール)などの他の抗精神病薬と比較すると 影響は比較的少ない とされています。それでも糖代謝に影響を与える可能性がある理由を解説します。
エビリファイが糖代謝に影響を与える理由
1. ドーパミンとインスリンの関係
エビリファイは ドーパミンD2受容体の部分作動薬(部分的に刺激する薬)ですが、ドーパミンの働きを調整することで 膵臓のβ細胞からのインスリン分泌に影響を与える 可能性があります。
- ドーパミンはインスリン分泌を調整 しており、これが乱れると 血糖値のコントロールが悪化 することがあります。
- ただし、エビリファイは D2受容体を完全にブロックするわけではない ため、他の抗精神病薬よりは影響が少ないと考えられています。
2. 食欲増進と体重増加
エビリファイは ヒスタミンH1受容体やセロトニン5-HT2C受容体 への影響が少ないため、リスペリドンやオランザピン(ジプレキサ)ほど 食欲が大きく増えることは少ない とされています。
しかし、一部の人では 食欲が増え、体重が増加することで糖代謝に影響を与える 可能性があります。
3. 脂肪蓄積の影響
- エビリファイは 脂肪細胞の代謝にも影響を与える 可能性があり、体脂肪の分布が変わることで インスリン抵抗性 が進むことがあります。
- 体重増加が少なくても、脂肪の蓄積パターンが変わることで血糖値に影響を与える可能性があります。
4. コルチゾール(ストレスホルモン)との関係
- エビリファイは ストレスホルモン(コルチゾール) の分泌にも影響を与える可能性があります。
- コルチゾールが増えると 血糖値が上昇しやすくなり、糖尿病のリスクが高まる ことがあります。
エビリファイは他の抗精神病薬と比べて糖代謝への影響は少なめ
- オランザピン(ジプレキサ)やクロザピン(クロザリル) ほど糖代謝への悪影響は強くありません。
- リスペリドン(リスパダール)やクエチアピン(セロクエル) よりも影響は少ないとされています。
- ただし 個人差が大きく、一部の人には影響が出る こともあります。
糖代謝への影響が気になる場合の対策
✅ 定期的に血糖値をチェックする(特に糖尿病の家族歴がある人)
✅ バランスの良い食事を心がける(過度な糖質摂取を避ける)
✅ 軽い運動を習慣にする(ウォーキングやストレッチなど)
✅ 主治医と相談しながら薬の調整を検討する
エビリファイは 糖代謝への影響が比較的少ない薬 ですが、体質によっては影響を受けることもあるので、慎重に経過を見ていくことが大切です!
ルーランの場合
ルーラン(ペロスピロン)は 非定型抗精神病薬(第二世代抗精神病薬) の一つで、糖代謝に影響を与える可能性があります。その理由を詳しく解説します。
ルーランが糖代謝に影響を与える理由
1. セロトニン5-HT2C受容体の拮抗作用 → 食欲増進 & 体重増加
ルーランは セロトニン5-HT2C受容体をブロック する作用があります。
この受容体は 食欲を抑える働き を持っているため、ブロックされると 食欲が増えやすくなり、体重増加を引き起こす ことがあります。
✅ 食欲が増える → 摂取カロリーが増える → 体重増加 → インスリン抵抗性が悪化
2. ヒスタミンH1受容体の拮抗作用 → 体脂肪の増加
ルーランは ヒスタミンH1受容体もブロック します。
ヒスタミンH1受容体は 代謝を促進し、脂肪の蓄積を抑える働き がありますが、これがブロックされると 脂肪が蓄積しやすくなり、糖代謝に悪影響を及ぼす 可能性があります。
✅ 脂肪の蓄積が増える → インスリンの働きが悪くなる → 血糖値が上昇しやすくなる
3. インスリン分泌への影響
ルーランは ドーパミンD2受容体をブロック する作用もあります。
ドーパミンは 膵臓のβ細胞(インスリンを分泌する細胞) にも関与しているため、D2受容体がブロックされると インスリンの分泌が乱れ、血糖コントロールが悪化 する可能性があります。
✅ インスリン分泌の異常 → 血糖値の上昇 → 糖尿病リスクの増加
4. コルチゾール(ストレスホルモン)の影響
抗精神病薬は、 コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増やす可能性がある ことが知られています。
コルチゾールが増えると 血糖値を上げる作用 があるため、これも糖代謝に悪影響を及ぼす要因の一つになります。
✅ ストレスホルモン↑ → 血糖値↑ → 糖代謝が悪化
他の抗精神病薬との比較
- ルーランは リスペリドン(リスパダール)やオランザピン(ジプレキサ)よりも体重増加のリスクが低い とされていますが、
- インスリン抵抗性の悪化や糖尿病のリスクはゼロではない ため、注意が必要です。
- エビリファイ(アリピプラゾール)よりは 糖代謝への影響が強い可能性があります。
糖代謝の影響を防ぐための対策
✅ 定期的に血糖値をチェックする(特に糖尿病の家族歴がある人)
✅ 食欲増進をコントロールするために食事管理を意識する(低GI食品を選ぶ)
✅ 脂肪の蓄積を防ぐために適度な運動をする(ウォーキングや筋トレが効果的)
✅ 医師と相談しながら、必要なら血糖値を管理する薬の併用を検討する
まとめ
ルーラン(ペロスピロン)は、
✅ 食欲増進(セロトニン5-HT2C受容体拮抗作用)
✅ 脂肪蓄積の増加(ヒスタミンH1受容体拮抗作用)
✅ インスリン分泌の乱れ(ドーパミンD2受容体拮抗作用)
✅ ストレスホルモンの増加(コルチゾールの影響)
などの影響で、糖代謝を悪化させる可能性があります。
他の抗精神病薬と比べると 影響は中程度 ですが、体質によっては 血糖値が上がるリスクがある ため、適切な生活習慣と医師のフォローが重要です!



調剤薬局の薬剤師さんも「リスパダール飲んで体重増えてないですか?」と気にかけてくれてます
アルロースの特徴


アルロース(Allulose)とは?
アルロース(D-プシコース) は、自然界に少量しか存在しない 低カロリーの糖 で、砂糖に似た甘さを持ちながら 血糖値をほとんど上げない という特徴があります。
アルロースの特徴
✅ 甘さは砂糖の約70%(ほんのり甘い)
✅ カロリーは砂糖の約10分の1(0.2~0.4 kcal/g)
✅ 血糖値やインスリンの上昇を抑える効果がある
✅ 虫歯になりにくい
✅ 脂肪蓄積を抑える可能性がある
アルロースの主な効果
① 血糖値の上昇を抑える
- 小腸でほとんど吸収されず、エネルギーとして利用されにくいため、血糖値をほぼ上げません。
- 糖尿病やダイエット中の人に適した甘味料 として注目されています。
② 脂肪の蓄積を抑制
- 一部の研究では、内臓脂肪の増加を抑える 効果が示唆されています。
③ 抗酸化作用がある可能性
- 酸化ストレスを軽減し、細胞のダメージを抑える 作用があるとも言われています。
アルロースの安全性
- FAO(国連食糧農業機関)やFDA(米国食品医薬品局)で安全性が認められている。
- 摂りすぎるとお腹がゆるくなることがある(消化されにくいため)。
アルロースと他の甘味料の比較
甘味料 | 甘さ(砂糖=100) | カロリー(kcal/g) | 血糖値への影響 |
---|---|---|---|
砂糖(ショ糖) | 100 | 4.0 | 上昇する |
アルロース | 70 | 0.2~0.4 | ほぼ上昇しない |
エリスリトール | 70 | 0 | 影響なし |
ステビア | 200~300 | 0 | 影響なし |
アスパルテーム | 200 | 4.0 少量なのでほぼ影響なし | 影響なし |
アルロース推奨摂取量
目的によるが、1回5g(1日15g)程度が推奨されることが多い。ただし、摂りすぎるとお腹が緩くなる可能性がある。
✅ 1回5g(小さじ1程度)、1日15gが目安
✅ 特に 1日30g以上 を摂取すると、影響が出やすいと言われている。
研究では、1食あたり5gのアルロースを摂取すると、血糖値の上昇を抑える効果がある ことが示唆されています。特に糖尿病やダイエット目的の場合、食事と一緒に摂ると良いとされています。
糖尿病または予備軍の方はお医者さんにご相談ください
アルロース摂取方法
1. 飲み物に入れる
- コーヒー、紅茶、ハーブティーなどに砂糖の代わりとして使えます。
- 冷たい飲み物にも溶けやすいタイプもあります。
2. 料理やお菓子作りに使用
- 焼き菓子(クッキー、マフィンなど)
- プリンやゼリーなどのデザート
- 煮物やソースなど料理の甘味付けにも使えます。
※ただし、キャラメリゼには向いていないことがあります(焦げにくいため)。
3. ヨーグルトやシリアルにかける
- ヨーグルトに直接かけたり、フルーツと一緒にトッピングとして使うのもおすすめです。
4. 糖質制限中の置き換え
- ケトジェニックダイエットやロカボ食の際に、砂糖の代わりに使うことで血糖値スパイクを抑えられます。



娘は麦茶に入れて飲んでいます。
テレビでは食べ物に直接掛けたり、直に飲んだりもしていました。
アルロース商品|何を選ぶか





私は2023年にカズレーザーさんの番組で知ったのですが、当時は日本製のアルロースは販売されておらず、アメリカの商品を購入しました。
アルロース商品は、「100%アルロース」とそうでないものがあります。
また、アルロース自体は0キロカロリーですが、オリゴ糖やエリスリトールが入っているものが多いです。アルロースだけしか入っていないものは、私が知る限りはなさそうです(探せばあるかも)。



その「糖質」が、砂糖(ショ糖)、ブドウ糖、乳糖の場合は血糖値が上がります
エリスリトールとは
エリスリトール(Erythritol)は、天然由来の糖アルコールの一種で、主に「ゼロカロリー甘味料」として使われています。※人工甘味料ではありません
WHO・FAO・EFSA・FDAなどが「摂取制限なし」と国際的に認められていて、安全性も高いです。
エリスリトール vs オリゴ糖|徹底比較表
項目 | エリスリトール | オリゴ糖 (例:フラクトオリゴ糖) |
---|---|---|
🔬 分類 | 糖アルコール | 機能性糖質 (プレバイオティクス) |
🌱 原料 | ブドウ糖を発酵 | 野菜・果物・でんぷんなど |
🍬 甘さ(砂糖比) | 約70~80% | 約30~60% |
🔥 カロリー | ほぼ0kcal(0.2kcal/g以下) | 約2kcal/g(砂糖は4kcal/g) |
💉 血糖値への影響 | なし(GI値0) | ほぼなし(GI値ほぼ0~10) |
🦠 腸内環境への影響 | 特になし(吸収→排出) | 善玉菌のエサになる◎ |
🚽 副作用(摂りすぎ) | お腹がゆるくなることがある(でもマイルド) | 同じく、過剰摂取でお腹がゆるくなる |
🔧 加熱調理 | ✅ OK(安定) | ✅ OK(種類によるが一般的にOK) |
🦷 虫歯のリスク | ほぼなし | ほぼなし |
👛 価格 | やや高め | 比較的リーズナブル |
👤 向いている人 | 糖質制限、糖尿病、ダイエット中 | 腸活したい人、便秘気味の人、ナチュラル志向 |
結論:どっちを選ぶべき?
目的 | おすすめ |
---|---|
✅ とにかく太りたくない・糖質カット重視 | エリスリトール |
✅ 腸活・整腸・自然由来を重視 | オリゴ糖(特にフラクトオリゴ糖) |
購入リンク
アルロースは、粉末タイプ、液体タイプ、シロップタイプなどが販売されています。持ち運びに便利なステックタイプもあります。
【注意事項】
どの商品にも言えることですが、効果が出ない人はいます。
人にはそれぞれ体質があり、細胞にも個性があるといいますから、仕方がないことです。
自分に合うものを探していきましょう。
エリスリトール配合




オリゴ糖配合
韓国製ですが、粉末・液体・シロップ・ステックタイプと種類が豊富なメーカーです。





夫はステックタイプを会社に持って行ってお昼に使っています





