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かかりつけ医の見つけ方

障がいのある子が普段かかるかかりつけ医を見つけるのは大変です。
迷惑をかけるのではと不安になりながら受診したり、冷たい対応をされて傷ついた経験もあると思います。

かかりつけ医の情報は、お母さんたちの話題のひとつです。
私がお母さんたちと話をしている中、自分でも工夫していることを紹介したいと思います。

この記事はこのような方におススメです。
・障害児の病院ってどうやって見つければいいの?
・何を基準に選べばいい?
・病院選びの基準ってある?
・障害歯科はどうやって探せばいいの?

目次

何を重視しますか

病院に求めるものは子供の特性お母さんの考えによってそれぞれだと思います。
自分は何を重視するのかを決めておくといいと思います。

自分の基準大切に

優しさ・丁寧さ

病院にかかる時はお母さんにとってもストレスですから、ひどい態度を取られたり見下されたりするとメンタルがやられて、お母さんが具合悪くなってしまいますよね。私もここは大事なポイントです。
逆にそうゆうのは気にしない人もいると思います。

正確な診断を重視する

毎回検査をしっかりしてくれる病院もあります。症状から予測される病気(インフルエンザや溶連など)の検査をしてくれ、その病気に対しての薬を出してくれる病院です。

言葉が話せない子の場合は検査をしてもらうことで、お母さんの不安要素を取り除くことができて安心です。その病気に対しての薬を出してくれるので完治が早いのですが、検査代がかかるので支払いが高くなるります。それが嫌な方もいると思います。

音が静かなところ

聴覚過敏で泣き声が苦手な子は小児科が苦手なことが多いです。小児科は泣き声もたくさん聞くので怖がります。私は予防接種などは、こどもが少ない病院かかっています。中学生にもなれば小児科ではなく大人の病院で大丈夫なのでだいぶ楽になったようです。

早さ・回転率

とにかく短い時間で済む病院がいいという人もいます。回転率が速い病院です。そういう病院を探す手もあると思います。

薬だけでいい

とりあえず薬だけもらえればいいと考える人もいます。

病院に慣れる

高熱が出て・症状も重くお母さんも子供も辛い時にはじめての病院にかかるのは大変です。

こどもに「病院とは何か」を知ってもらう

まずは絵本から教えてあげるのはどうでしょうか。

そして病院に行く準備と工夫も書いてみました。

症状が軽い内に1度かかってみる

病院に通うほどじゃないけど慣れるためにかかってみるという方法もあります。スモールステップで。
はじめに痛い思いをした病院は、次回連れて行くのはかなりハードルが上がります。


耳鼻科だと耳あか取りだけ。歯医者だとフッ素だけ塗るなど痛い思いをしない時にかかってみる手があります。

見つけ方

病院の探し方を紹介していきます。
さきほどの自分が何を重要視するのかを考えて情報を集めてみるといいと思います。

学校からの情報

学校の「保健だより」などに検診をしてくれる学校医病院名や先生の名前が載っています。
整形外科・耳鼻科・眼科・歯科など、その先生方は障がいのある子の診察に慣れていることが多いので、そこの病院に行く手があります。

あとは保健の先生学校の先生に「他のお母さんがどこの病院に行ってるのか」を聞くのもありだと思います。

通っているデイなどサービスのスタッフさんに聞く

スタッフさんでもベテランのスタッフさんは長い間福祉に携わっている方が多いので色々な情報を持っている人が多いです。そういう方に聞くのもいいでしょう。

意外と「あの病院は薬の出し方が上手いですよ」とか「あの病院の先生は~」など情報が得られます。

ママ情報

学校のお母さんや母子通所のお母さんに聞く。

ネットの口コミ・評価

グーグルの口コミ評価を見たり、病院の口コミを見て探すのもおススメです。
「待ち時間が長い」とか「医師や看護師の対応が悪い」とか悪い口コミもあって全てが信用はできませんが参考にするのはどうでしょうか。

親が新規でかかってみる

自分が症状がある時に「こどもが今後通う」ことを考えて実際に受診するのはどうでしょうか。
数回通ってみて良さそうだと判断したら、実際に先生にこどものことを話し連れてきてもいいか聞いてみましょう。そこでいいと言ってくれるのならいいですし、イマイチな反応ならまた次を探しましょう。

総合病院にかかる

色々な科が入っている総合病院にかかるのもありですね。1つ1つのクリニックにかかると毎回新規の場所になり子供にはストレスですが、総合病院なら受付や待合室などはどの科も似ていて統一されいるので、心理的に楽かも知れません。

カルテにも障がいがあると書かれているので、毎回説明する手間も省けるかも知れませんね。

障害者を診てくれる病院を探す

障害者を診てくれる病院は少ないです。
障害者+〇〇科+地域名で検索してみてください。

意外と都道府県単位市町村単位で障害者向けの診察をしてくれるところがあります。
「障害者 耳鼻科 都道府県(市町村)」「障害者 眼科 都道府県(市町村)」などで検索してみてください。市町村でなければ都道府県に広げてみてください。

個人のクリニックでも見てくださるとこもあるみたいです。

相談室に聞いてみる

相談室さんも情報を持っているので聞いてみましょう。

組合せて探してみてください

ファストドクター

最近知ったのですが、お医者さんが往診してくれるサービスがあるそうです。対応地域は限定されていますが、休日でも夜間でも対応しれくれるそうです。ポータブルの機械でレントゲンも撮れるとか。緊急の場合、病院も探してくれるみたいです。使ったことはないのですが、まずは診てもらいたい時にいいですよね。料金の目安はこちらです。

夜間・休日のお問い合わせから、患者さまの緊急度をトリアージ*します。
緊急度が極めて高い患者さまへは、119をご案内します。準緊急かつ往診適応の場合は、速やかに救急往診を手配いたします。準緊急かつ往診適応ではない場合は、救急病院へのご案内やファストドクター提携の救急外来へ無料送迎をいたします(保険適用)。
*トリアージとは、患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して選別を行うこと

引用:往診ならファストドクター
ファストドクター - 救急にも対応の往診・オンライン診療
ファストドクター – 救急にも対応の往診・オンライン診療
開発元:FastDOCTOR, Inc.
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歯科と耳鼻科問題

こどもが自分で症状が見えない科の受診は特に怖がったりします。
口の中や鼻・耳は自分ではよく見えないし分からないですね。

障害者歯科

歯医者はかかるのがとっても大変です。私も今の先生に出会うまで本当に苦労しました。
特に歯科は子どもと先生の相性が大事だ思います。

日本障害者歯科学会 HP

日本障害者歯科学会という公益財団法人があります。こちらの先生方は障がい者の診察に慣れているので安心です。(認定医のいる施設

また、口腔保健センターでは何人か先生がいらして、絵カードを用意してくれていたり、全身麻酔や保護ネットに巻かれての診察もしてくれるようです。(口腔保健センター

障害者歯科+地域名 で検索

障害者歯科と地域名を入れて検索してみると、他に病院や協力医が検索できます。
上の学会には所属されてはいないけど対応可能な病院です。市町村がなければ都道府県単位で探してみてください。

hakuは始め歯科学会の病院に行っていたのですが、歯科衛生士の方が強引に何でもさせる方で(本当に慣れているの?)怖がってしまって行くのをやめました。今はママ情報のおかげで穏やかな先生に診て頂いています。

障害者歯科で慣れてから一般歯科に行く人もいるそうです。

耳鼻科

耳鼻科もなるべく自分の目で確認できる病院がいいのではないでしょうか。

画面モニターで症状が確認できる

耳鼻科も自分では症状が確認できないですよね。特に聴覚過敏の子は耳の中に機械が入るのを嫌がると思います。

モニターで症状を自分で見ることができる病院を探してみるのはどうでしょうか。

今hakuが通っている耳鼻科は前回の画像と今の画像と比べて良くなっているのをモニターで見せて説明してくれるので本人も安心のようです。特に耳垢は取る前と取った後が一目瞭然ですからいいですね。

まとめ

今回はかかりつけ医の見つけ方を紹介しました。

お気に入りの病院を見つけるのは本当に大変です。
こどもの時だけでなく、大人になっても色んな症状が出るので探し続けることになるでしょう。

昔聞いた話ですが、MRIを撮ることになった重度のこどものために段ボールでMRIを作ったお母さんもいたそうです。MRIは長時間入ることになるので難しいですよね。そしてお母さん!すごい。

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